WordPressで高クオリティのホームページが作成できる「TCD」とは

CMSの中でもトップクラスで利用されているWordPressですが、そのWordPressで使える「TCD」についてご存じでしょうか。
TCDを使うことで、プログラミングの知識がないという方でも、手軽にハイクオリティなサイトを作成することができます。
今回はそんな便利なTCDについてご紹介していきます。

TCDとは

TCDとはWordPressで使用できる国内シェア率No.1のWordPressのテーマブランドのことです。
基本的に有料テーマですが、プロが作ってくれているテーマなので、何も手を加えなくても高クオリティのサイトを世に出すことができます。
飲食店向けや美容院向け、などと特定の職種でよく使われるデザイン・機能が搭載されているテーマなども用意されているので、その使用用途や目的に応じた様々なテーマが用意されています。

通常ライセンスと特別ライセンス

TCDはライセンスが2種類あり、大きな違いはテーマを購入した人と、サイトの制作者が同じか別かということです。
自分でテーマを購入し、自分でそのテーマを使ってサイトを制作するという場合は通常ライセンスが適応されます。
ですが自分で購入したテーマを使ってサイトの制作は第三者に依頼したい、TCDを使ったサイトをお客さんに納品する、という場合は有効期限が3年の特別ライセンスが適応され、テーマごとに別途30,000円の料金がかかります。本格的に制作する前にお客さんに見せるテストページを制作する、といった場合でもこの特別ライセンスが必要になるので注意しましょう。

TCDのメリット・デメリット

TCD最大のメリットは手軽に整ったデザインのサイトを作れるということです。
テーマの種類も多く、その数なんと70種類以上。
色なども管理画面から簡単に自分の好きな色に変えることも出来るので、サイトにオリジナリティを簡単に加えることも出来ます。TCDを使用することでデザインを考える時間を短縮出来るので、なるべく早くに公開したいサイトなどに使用するのも良いでしょう。

反対にTCDのデメリットは自分の編集したい箇所が、テーマによっては編集できない場合があることです。
基本的に管理画面でテーマの編集を行いますが、管理画面で編集できない部分を編集したい場合はファイルそのものをいじらなければなりません。こういった部分の編集をしたい場合はもちろん専門的な知識が必要になるので、サイトを細かいところまでたくさんカスタマイズしたい、と考える人には向かないかもしれません。

どういった人がTCDを使うのにおすすめ?

TCDは、専門的な知識はないけど出来のいいサイトを作りたいという方はもちろんですが、コーディングやプログラミングの知識がある方でも十分に有効活用することができます。
TCDはファイルの編集が許可されているため、TCDをベースにしてデザイン・構築を行うことができます。他の有料テーマは利用規約などで編集することが許可されていない場合もあるので、それが許可されているTCDでは専門的な知識があればあるほどカスタマイズの幅が広がります。
そのため、デザインを考えることが苦手な人がTCDをデザインのベースとし、後から自分で様々なカスタマイズを行う、という使い方もできます。

まとめ

ここまでTCDについてご紹介してきました。
TCDは国内でのシェア率はNo.1、ユーザー数は累計で10万ユーザーを超えている超大手のWordPressテーマブランドです。
購入したテーマのマニュアルや、ファイルにコピー&ペーストするだけで簡単にできるカスタマイズ方法を教えてくれる「TCD LABO」もあるので、本当に知識がない方でも個性のあるサイトを作ることができます。
70種類を超えるテーマがあるので、あなたが求めているデザインや機能のTCDテーマを見つけて、WordPressをワンランク上にカスタマイズしてみましょう。