ホームページ制作後の運用体制

ホームページが完成したら、すぐに運用が始まります。
ホームページ制作の初期段階で、ホームページの運用について、どのような体制や内容で行うか予め決まっている場合がほとんどです。

ではホームページの運用とは、具体的にどのようなことを実施するのでしょうか。

まずは、新着情報やブログ、コンテンツの更新です。

タイムリーなお知らせ情報は、興味のあるユーザーにとってはいち早く知りたい情報なので、結果として会社や商品に信頼を寄せます。
またブログの更新についても、ユーザーにとってより深く情報を知れるツールとなるので、定期的な更新が必要です。
長くブログの更新を続けていると自然とファンが付き、更新を楽しみにしているユーザーも出てきます。
そして、コンテンツの更新とは例えば、施工実績の更新や、お客様の声の更新となります。
これらは、いつも最新の情報を掲載していると、ホームページを訪れたユーザーにとって、より役立つ情報となります。
どれもホームページで集客していくために、欠かせない運用となるので、準備をして取り組んでいきましょう。

次にホームページの運用では、アクセス解析を行います。

アクセス解析とは、アクセス解析ツールを使って、ホームページに訪れたユーザーの特性や行動を分析し集客につなげることです。
アクセス解析ツールでよく使われるのがGoogleアナリティクスというツールです。

そして、お問合せフォームや資料請求フォーム、セミナーお申込みなどがあれば、それらの管理もホームページの運用に含まれています。
お問合せの管理とは、お客様情報の管理だけではなく、その後営業担当の対応や、さらに商品購入があればそのあたりまで含んでいます。

ホームページの運用は、ホームページのコンテンツ内容によって運用方法が変わったり、
また自社ですべて行う場合や、ホームページの制作会社やマーケティング会社と行うこともあります。

ではホームページの運用体制は、いつごろまでに決めておくべきでしょうか。

ホームページの制作前に、ホームページの目的やターゲットを決めたり、コンテンツ内容を決める時間があります。
ホームページ制作の目的で、集客を目的とした制作であったり、詳細な数値が決まり目指すべき目標が定まったらホームページの運用について、事前に分かる範囲で体制を整えておきましょう。

ホームページを制作している段階では、デザインやコンテンツのチェックなど日々忙しく制作会社とのやりとりが続きますが完成後には一旦落ち着き、運用の打合せなどは一般的には月1回ほどになります。マーケティング施策や月額の予算によって、変わることはあります。

アクセス解析でユーザーの動きをチェックするときには、月単位でデータを分析したり、昨年と比較することでよく見られていたページや、ユーザーがアクションするときの行動などを分析します。
そのため、毎月一回月初に、前月と比較したデータだったり、前月の目標達成に向けたホームページの動きなどをチームで共有しながら、次月の動きを決定することが多いです。

毎月の運用に関する打合せでは、アクセス解析の結果から、さらに改善できるホームページの箇所があれば、すぐに取り掛かります。
お問合せの獲得につながりそうなコンテンツがあれば強化したり、ブログの内容の確認なども行いながら、日々運用します。

このように、ホームページの運用でやるべきことはたくさんあります。

集客を目的としたホームページを制作しても、運用が疎かになってしまうと、成果につながらない結果となってしまいます。
担当者の割り振りや、各担当者がやるべきことを明確にして、チームで取り組む体制を、最初から決めておくとスムーズに運用に入ることができ、継続して運用することにつながっていきます。